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<p><strong>何のための、誰のための、デジタルなのか?</strong></p> <p>環境破壊、社会不安、まん延するウィルス、すべてを停止させるコンピューター侵入。 世界の億万長者は、自分で起こした現実からひたすら逃れることを考えます。 技術開発は、集団的な繁栄を目指すものでしたが、富の蓄積は個人的な生き残りを図るものになりました。 批判的であるはずのメディアは、市場感覚に圧倒されて屈服しています。 自分だけが生き残る十分な資金を稼ぐ......うまく稼げたら勝利か? それは自分の排ガスから逃れるために高速で走る自動車をつくっているようなものです。 このような勝手な考え・思いこみを『マインドセット』といいます。 <br /> 闘わなければなりません。 どうすればいいのか? 何もわからないほどに、私たちはデジタルにまみれ、自分自身を失っています。 <br /> ダグラス・ラシュコフは語りますーー利己的な世界を超えて、コミュニティ、人間の相互扶助を取り戻せ、と。 <br /> この本を読み、今の自分と照らし合わせてみてください。 すべて消耗品とされた私たち自身の防御がそこから始まります。 </p> <p><strong>【目次】</strong><br /> はじめに マインドセットとの出会い<br /> 1.隔離の方程式 億万長者の防空壕戦略<br /> 2.合併と買収 彼らは出口戦略を必要としている<br /> 3.母の子宮に戻りたい テクノバブルに包まれた安全<br /> 4.ダムウェイター効果 見えないものは忘れられる<br /> 5.利己的な遺伝子 道徳よりも科学主義<br /> 6.全速力で前進 非人間化と支配と収奪<br /> 7.指数関数的成長 行き詰まれば別次元のメタへ<br /> 8.説得的技術 ボタン1つで彼らを消せるなら<br /> 9.バーニングマン からの展望 私たちは神のように<br /> 10.グレートリセット 世界を救うために資本主義を救う<br /> 11.鏡に映ったマインドセット 抵抗してもムダだ<br /> 12.コンピューター的因果応報 自業自得<br /> 13.パターン認識 全ては元に戻る</p> <p><strong>【著者】</strong><br /> ダグラス・ラシュコフ<br /> 1961年生まれ。 米国ニューヨーク州在住。 <br /> 第1回「公共的な知的活動における貢献に対するニール・ポストマン賞」を受賞。 『Cyberia』/『サイベリア』、『MEDIA VIRUS! 』/『ブレイク・ウイルスが来た??』、『Throwing Rocks at the Google Bus』(グーグルバスに石を投げろ)、『Program or be Programmed』/『ネット社会を生きる10ヵ条』、『チームヒューマン』など多数執筆。 『「デジタル分散主義」の時代へ』という論考が翻訳されている。 </p> <p>堺屋七左衛門<br /> 大阪市生まれ、神戸市在住。 大阪大学大学院工学研究科電子工学専攻博士前期課程修了。 日本翻訳者協会(JAT)会員、HON.jp(日本独立作家同盟)正会員。 訳書『リスクコミュニケーション 標準マニュアル』(福村出版)、『チームヒューマン』『ネット社会を生きる10ヵ条』(ボイジャー)、『ケヴィン・ケリー著作選集 1』(ポット出版、達人出版会)、『マニフェスト 本の未来』共訳(ボイジャー)など。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。
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