基本用土
肥料
ミズゴケ
軽石
ハイドロボール
その他
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アガベの土、塊根植物の土としてもオススメです。
多肉植物培養土 【用途】 山野草といわれるミセバヤ類。 或は育て方は山野草に準じるといわれるミセバヤ類に最適です。 それは戸外自然栽培される多肉植物の仲間だからです。 そう考えますと同じ仲間のムラサキベンケイソウ属の仲間であるベンケイソウ類、或は山野草として戸外にて育てられるキリンソウの仲間に向いているかと思います。 そして本邦産の忘れてはいけないツメレンゲ、つまりオロスタキス属の仲間にはピッタリの培養土です。 やはり戸外自然栽培に向いているセダムの仲間にも良いかと思います。 そして元々は外国の多肉植物であっても自然に自生しているわけです。 なにも戸外自然栽培してもおかしくありません。 弊園では色々試作しますとおもしろいようにできます。 やはり水はけさえ注意すれば良いだけでした。 【育て方・水やり】 ◎耐暑性多肉植物の場合 1.弊園の経験では直射日光下での雨ざらし、野ざらしでの育成中、天気の良い日が続きますと2日に一度は水やりをして下さい。 (基本の水やりと考えて下さい。 ) 2.注意点として、乾燥に強いからといって水やりを怠りますと多肉度の低い多肉植物は水切れによって枯れてしまいますので御注意ください。 3.特にセンペルは枯れやすく注意が必要です。 耐暑性のあるエケベリア等は蒸れよりも水切れを疑って下さい。 4.梅雨、秋の長雨であっても特に問題はないかと思います。 5.夏の高温時はやはり30%−50%の遮光に努めてください。 6.水やりは午前中、或は日中やりますと蒸れてしまう可能性が大きく、夕方または夜間に行って下さい。 ◎非耐暑性多肉植物の場合 1.梅雨の長雨・夏高温期の注意点 野ざらし、雨ざらしで育てておりますと夏の高温期、高温多湿により高山性の多肉植物植物は枯れやすく、弊園の多肉植物の土2号・3号を使いましてもダメな場合があります。 2.実は、現在育て方の中で鉢はプラスチック鉢が基準となっておりますが、弊園の山野草の長い経験から陶器鉢にて育てられることが最良かと思われます。 断熱作用があり、根の部分つまり鉢内が高温にならないからだと思われます。 プラ鉢では直射があたりますと鉢内が高温になり、それが原因で枯れることが考えられます。 3.山野草でもビニールポット・プラ鉢等で育てますと夏必ずといってよい程枯れます植物にはリンドウ・大文字草・ホトトギス(国内産)がございますが、陶器鉢で育てますと意外に簡単に育ちます。 大文字草リンドウ それにヒントを得まして本年初めてカンテを育てました。 その内容は「園主の日記 2016年11月9日」に記事を御紹介いたします。 1、聞くところによりますと、カンテのヨーロッパ輸入苗を生産しておられるナーセリーでは、このカンテの成育が悪くかなり腐ってしまうとのこと。 2、弊園ではそのカンテを入荷後販売いたしましたが、若干残し弊園多肉植物の土2号で育てました。 春からスリット鉢に植え雨ざらしで順調に育っておりましたが、梅雨明けの日差しが強くなる頃、よく見ますと根がぐさぐさ、アッと驚きました。 プラ鉢のポットが熱を持って、根ぐされしていることがわかりました。 3、非耐暑性のエケベリアであることがわかり、それで輸入ナーセリーは腐るとのことが理解できました。 幸いに地上部は元気にしておりましたので、断熱作用のある陶器鉢に植え替えを考え、在庫を見ましたところ丹波鉢の登窯の高級な鉢があり、早速多肉植物の土3号を使用しまして植え替えました。 そして他のプラ鉢植えのカンテは蒸れてしまい次々と枯れて行く姿を見まして、我国の高山植物系同様と考え遮光をいたしました。 7月8月、50%遮光の市松ネットの下、雨ざらしで育てますと花も咲き無事夏越しができましたのが現在のこのカンテです。 秋の長雨も何ら問題ありませんでした。 つまりアガボイデス、桃太郎、或いは七福神等は耐暑性のエケベリアであり、カンテは高山植物系の非耐暑性のエケベリアと考えますと自ずと育て方がわかるのではという結論に達しました。 そして今後、陶器鉢の活用を考え、雨ざらしの中エケベリアを始めとするほかの多肉植物の本来の持つ味を引き出す育て方ができるのではと考える次第です。 4、今後、非耐暑性専用の多肉植物の土も更に販売する必要を考えました。 4.実は多肉植物も野生植物です。 広い意味でその国の山野草です。 日本の多肉植物は山野草と分類されていますが、それは冬に地上部が枯れてしまうからではないでしょうか。 それであっても春から秋までの育て方は外国の多肉植物と少しも違いはありません。 弊園の多肉植物の土2号・スペシャル2号で育てますと良くできます。 多肉植物の土も当方の考えでは本来「多肉植物の土・山野草の土2号」或は3号と呼びたかったのですが、やめてしまいました。 なぜその名前をつけたかったかといいますと、最近の多肉ブームでホームセンター、園芸店で販売されている多肉植物を購入された場合必ずといって良い程枯らされてしまいます。 よく相談を受けるのですが、それは培養土に由来し、その解決法が山野草の土を使用することにより少しでも解決するからです。 或は考え方の基本理念が山野草の土にあったからです。 そのようなことで、クリスマスローズの土は山野草の土としております。 5.弊園が長らく国内産のラン科植物である富貴蘭・長生蘭を栽培し、その後山野草に転じましたことが培養土の考え方に生かされてきました。 何しろ、多肉植物とラン科植物はほぼ同じ特性を持っています。 地生蘭の春蘭・寒蘭の培養土を考えれば自ずとわかってくるかと思います。 2016年12月16日 以前よりハオルチアの戸外自然栽培を試作してきました。 ことを御報告いたします。 培養土は弊園の多肉植物の土スペシャル2号です。 肥料は長期化成肥料です。 遮光ネットは年間通じて50%の市松ネットです。 梅雨の連日の雨でも、夏の暑い日々であっても排水の良い土を使うことにより戸外自然栽培が可能なことがわかります。 いいかえれば排水の悪い土を使うことによって多肉植物・サボテンは根腐れさせてしまいます。 根腐れさえさせなければ戸外で育てられ趣味家にとってはフレーム・温室が必要なく簡単に育てられることを証明しています。 (2019年11月2日)
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