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同時代史の試み 中公選書 有馬学 中央公論新社センゴヲヨミナオス アリママナブ 発行年月:2024年09月19日 予約締切日:2024年09月18日 ページ数:280p サイズ:全集・双書 ISBN:9784121101556 有馬学(アリママナブ) 九州大学名誉教授。 1945年北京生まれ。 鹿児島県出身。 東京大学文学部卒業、76年、同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。 九州大学文学部講師・助教授、1994年より同大学教授。 同大学大学院比較社会文化研究科教授を経て、2012年より福岡市博物館総館長(2024年3月退任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 意図と方法/第1章 私の教科書 大日本図書『国語5年ー1』『国語6年ー1』/第2章 「戦後」の終わり方、戦争の忘れ方 むのたけじ『たいまつ十六年』山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』/第3章 『暮しの手帖』という問題/第4章 テレビは現在を写す装置だった 萩元晴彦・村木良彦・今野勉『お前はただの現在にすぎないーテレビになにが可能か』小林信彦『テレビの黄金時代』/第5章 等身大の隣人ー韓流前夜 関川夏央『ソウルの練習問題ー異文化への透視ノート』『別冊宝島39 朝鮮・韓国を知る本』/第6章 高度消費社会は「戦後」か?ー自動車をめぐるフォークロア 辻豊・土崎一『ロンドンー東京5万キロー国産車ドライブ記』徳大寺有恒『間違いだらけのクルマ選び』/終章 「戦後」の始源へ 山田風太郎『戦中派不戦日記』『滅失への青春ー戦中派虫けら日記』 戦後八十年ー。 あらゆる面で列島史レベルの大きな社会変動を経験した我々は、今やこの歳月を語る前提すら失ってしまった。 たとえばそれは、クルマという存在があたりまえのものとなり、若者が関心を寄せる対象ですらなくなったことにも表れている。 本書は敗戦の年に生まれた歴史家が、人生のその時々に影響を受けた書物を「今」読み返し、血肉化された自身の価値観がどのように解体していったかを共通の言語として語る試みである。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史
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