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第一次世界大戦とマロリーのエヴェレスト 現代史アーカイブス・第1期 ウェイド・デイヴィス 秋元 由紀 白水社チンモクノイタダキジョウ ウェイド デイヴィス アキモト ユキ 発行年月:2024年04月23日 予約締切日:2024年04月22日 ページ数:394p サイズ:単行本 ISBN:9784560092927 デイヴィス,ウェイド(Davis,Wade) 1953年カナダのブリティッシュ・コロンビア州生まれ。 ハーヴァード大学で博士号取得(民族植物学)。 ハイチのゾンビ現象を民間信仰ヴードゥーの呪術と毒薬の作用に求めた処女作The Serpent and the Rainbow(1985)(『蛇と虹』草思社)で脚光を浴びる。 2012年、本書Into the Silence(2011)で、優れたノンフィクションに与えられるサミュエル・ジョンソン賞を受賞。 ナショナルジオグラフィック協会専属探検家を経て、ブリティッシュ・コロンビア大学人類学部教授 秋元由紀(アキモトユキ) 翻訳家、米国弁護士。 訳書にタンミンウー『ビルマ・ハイウェイ』(第26回アジア・太平洋賞特別賞受賞)ほかがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 グレート・ゲーブル/第2章 想像上のエヴェレスト/第3章 攻撃計画/第4章 ヒンクスの目/第5章 マロリー登場/第6章 エヴェレストの入り口/第7章 目の見えない鳥/第8章 東側からのアプローチ 英国の登山家ジョージ・マロリーは1924年6月8日、アンドリュー・アーヴィンとともにエヴェレストの山頂をめざし最終キャンプを出発したが、頂上付近で目撃されたのを最後に消息を絶った。 果たしてマロリーは登頂したのかー。 19世紀の植民地主義が終焉を迎え、大戦へと突き進んで甚大な被害を出した英国。 その威信回復の象徴となったのがエヴェレスト初登頂の夢だった。 1921〜24年の間に3回にわたって行なわれた遠征では、参加した26名の隊員のうち戦争経験者は20名にのぼる。 本書は、血みどろの塹壕戦をからくも生き抜き、世界最高峰の頂をめざして命を懸けたマロリーら元兵士たちの生きざまを通して「時代」に息を吹き込んだ歴史ノンフィクションである。 気鋭の人類学者である著者は、未発表の手紙や日記のほか各地に遍在する膨大な資料を渉猟し、執筆に10年をかけて彼らの死生観にまで迫る。 兵士として隊員として、常に死と隣り合わせだった若者たちの「生」を描いた傑作! 本 人文・思想・社会 地理 地理(外国)
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