顔の剥奪文学から〈他者のあやうさ〉を読む [ 鈴木智之 ] 【送料無料】

顔の剥奪文学から〈他者のあやうさ〉を読む [ 鈴木智之 ]

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商品説明

文学から〈他者のあやうさ〉を読む鈴木智之青弓社カオノハクダツスズキトモユキ発行年月：2016年07月15日ページ数：208p サイズ：単行本 ISBN：9784787292360 鈴木智之（スズキトモユキ） 1962年、東京都生まれ。
法政大学社会学部教授。
専攻は理論社会学、文化社会学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）序章　顔をなくした者たちの物語／第1章　顔の剥奪ー探偵小説と死者の表象／第2章　剥離する顔ー村上春樹『国境の南、太陽の西』における「砂漠の生」の相貌／第3章　異邦の顔ー多和田葉子「ペルソナ」における他者の現れ（なさ）／第4章　引き裂かれた顔の記憶ー林京子「道」における死者の現れ／第5章　顔の回復ー他者の現れを待ち続ける探偵としてのメグレ探偵小説に描かれる死体、村上春樹の剥離する顔、多和田葉子のペルソナ、林京子の引き裂かれた顔、そして探偵メグレが試みる顔の回復ー。
文学・小説が語る「顔の不在」の表象と、それを読んだときに感じる私たちの不安の源泉を丁寧にすくい取り、他者との共在の困難と他者と出会い直すことの可能性を描き出す文学批評。
本人文・思想・社会文学戯曲・シナリオ

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