地中海世界の旅人移動と記述の中近世史 [ 長谷部史彦 ] 【送料無料】

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移動と記述の中近世史長谷部史彦関哲行慶應義塾大学言語文化研究所慶應義塾大学出版会チチュウカイセカイノタビビトハセベ,フミヒコセキ,テツユキ発行年月：2014年04月06日ページ数：313p サイズ：単行本 ISBN：9784766421293 長谷部史彦（ハセベフミヒコ） 1962年生まれ。
慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
現在、慶應義塾大学文学部教授。
専攻は、アラブ社会史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）中近世イベリア半島における宗教的マイノリティーの移動ーユダヤ人とコンベルソ、マラーノを中心に／17世紀モリスコの旅行記ーハジャリーのイスラーム再確認の旅／イタリア司教の目に映った15世紀のチェコーエネアのボヘミア・レポートとその背景／学知の旅、写本の旅ー中世地中海世界における科学知の継受と伝播／『ローマの都の驚異』考ー「ガイドブック」あるいは政治的文書／近世オスマン帝国の旅と旅人ーエヴリヤ・チェレビーを中心に／イブン・バットゥータの旅行記におけるナイル・デルタ情報の虚実／14世紀〜16世紀前半の聖地巡礼記に見る「聖墳墓の騎士」ー儀礼へのフランチェスコ会の関与過程を中心に／中世のメッカ巡礼と医療ークスター・イブン・ルーカーの巡礼医学書の記述から／ナーセル・ホスロウとその『旅行記』ー屋上に牛はいたのか／地中海を旅した二人の改宗者ーイラン人カトリック従徒とアルメニア人シーア派ムスリム／インド洋船旅の風ーポルトガル来航期におけるアラブの航海技術研究の一齣 10世紀〜17世紀。
西アジアや北アフリカ、そしてヨーロッパを旅した人々は、その情景、自身の思索、異文化との接触交流をいかに記述したのか。
遺された多様な史料から、彼らを取り巻く世界や時代の刻印を読み解いてゆく。
本人文・思想・社会歴史世界史

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