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商品説明

メディア・読者・メロドラマ関肇新曜社BKSCPN_【高額商品】シンブンショウセツノジダイセキ,ハジメ発行年月：2007年12月ページ数：364p サイズ：単行本 ISBN：9784788510791 関肇（セキハジメ） 1957年、茨城県生まれ。
学習院大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。
現在、京都光華女子大学准教授。
専門は日本近代文学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　尾崎紅葉と新聞メディア（活字的世界における作者と読者ー紅葉文学の界面／雑報記者としての紅葉ー転換期の相貌／メディア・ミックスの力学ー『金色夜叉』の受容空間）／2　モードとしての新聞小説（メロドラマの時代ー徳富蘆花『不如帰』の受容を軸として／始源のメロドラマー徳冨蘆花『不如帰』を読む／メロドラマの技法ー夏目漱石『虞美人草』を読む）／3　新聞小説の領分（近代京都と新聞小説ー泉鏡花『冠弥左衛門』をめぐって／ジャーナリズムのなかの文学ー村井弦斎『日の出島』とその読者／新聞小説と挿絵ー小杉天外『魔風恋風』を中心に）／4　出版文化と文学青年（『文学者となる法』と出版文化の近代／文学青年の勢力圏ー『文庫』における読むことと書くこと／自己表現のネットワークー『中学世界』投書欄を視座として／「立志」言説の変容ー国木田独歩「非凡なる凡人」の受容空間）新聞小説が熱狂的人気を博した時代があった。
紅葉『金色夜叉』、蘆花『不如帰』、漱石『虞美人草』などを取り上げ、作者・読者・メディアの「生産と享受」という視点から文学の現場を解き明かす、気鋭の意欲作。
本人文・思想・社会文学文学史(日本）

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