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中公新書 2814 藪本勝治 中央公論新社アズマカガミカマクラバクフセイシノキョジツ ヤブモトカツハル 発行年月:2024年07月22日 予約締切日:2024年07月21日 ページ数:312p サイズ:新書 ISBN:9784121028143 藪本勝治(ヤブモトカツハル) 1983年(昭和58年)、山口県に生まれる。 神戸大学文学部卒業後、同大学大学院人文学研究科に進み、博士(文学)を取得。 現在、灘中学校・高等学校教諭。 専門分野は日本中世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 『吾妻鏡』とは何か/第1章 頼朝挙兵(一一八〇年)ー忠臣たちの物語と北条氏の優越/第2章 平家追討(一一八五年)ー頼朝の版図拡大と利用される敗者たち/第3章 奥州合戦(一一八九年)ー幕府体制の確立を語る軍記物語/第4章 比企氏の乱(一二〇三年)ー悪王頼家の退場と逆臣の排斥という虚構/第5章 和田合戦(一二一三年)ー頼朝の政道を継ぐ実朝と北条泰時/第6章 実朝暗殺(一二一九年)ー源氏将軍断絶と得宗家の繁栄を導く神意/第7章 承久の乱(一二二一年)ー執権政治の起源を語る軍記物語/第8章 宝治合戦(一二四七年)ー北条時頼による得宗専制の開始/終章 歴史像の構築 鎌倉幕府草創から中期までの事績を記した『吾妻鏡』。 源頼朝挙兵に至る経緯、二代将軍頼家の暗愚、三代執権北条泰時の武勇と仁徳ほか、小説やドラマが描く挿話の多くはこの史料に基づく。 幕府の公式記録とも言われるが、史実の錯誤や改変も少なくない。 本書では平家追討、奥州合戦、実朝暗殺、承久の乱など主要な合戦や争乱の叙述を、近年の研究も踏まえて検証。 「正史」に潜む虚構を洗い出し、隠された意図を明らかにする。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 新書 人文・思想・社会
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